- 2010.01.26 Tuesday
『志村會』へ 29本のクローバー
一つ前のブログで書いた、蘇ったPCを受け取った1月21日。
その日は志村正彦くんを送る「志村會」がありました。
PCを受け取る前に、私は昼の部の「志村會」に行きました。
この會の数日前に知った事ですが、
志村くんが雑誌のインタビューの写真撮影を都内のある公園でしていた時、
公園の敷地内に四ツ葉のクローバーがいっぱいある所を発見し
志村くんはそれを嬉しそうに採集していたそうです。
その時のインタビュアーの方と縁のある私の友人がそう教えてくれました。
それを知って、志村會に持っていく花はクローバーにしようと思いました。
でも残念ながらこの時期にはクローバーはないということで
自分で作る事にしたのです。
志村くんと同じ歳の数。29本の四ツ葉のクローバーを作って、リースにしました。
四ツ葉のクローバーは十字架に見立てられ、幸福のシンボルとされています。
クローバーには葉っぱに白い模様が入っています。
それがちょうど十字架が輝いているようにも見えます。
クリスマスイブに旅立った志村くんにぴったりだね。
これを持っていって、あちらで幸せになってもらいたい。
花屋の娘を見て「野に咲く花のよう」と歌った『花屋の娘』
「路地裏で咲いていた花の名前はなんていうんだろうな」と歌った『ないものねだり』
桜が付く歌は代表的だけれど、野の花も好きみたいだから
クローバーによく合うシロツメ草の花とタンポポの花も彩りに毛糸で作って添えました。
四ツ葉のクローバーはガーゼみたいに薄い木綿のハンカチを葉っぱの形に切り取って
木綿糸を葉脈にして 緑色のテープを巻いた極細の針金の茎に接着。
アクリル絵の具で色を着けました。
根気のいる作業でしたが、たった一日で出来てしまいました。
29本のクローバー。
29ってあっという間。
29って短すぎる。
29といえば
随分前にシンコーミュージックの『B-PASS』という音楽雑誌で私は
志村くんと同じ29歳の奥田民生さんと一緒にお仕事をさせていただいた事がありました。
30歳になる奥田民生さんを祝う特集ページで
民生さんの顔に私の描いた体をドッキングさせるという、何とも大胆で楽しい企画でした。
顔写真の撮影時に民生さんともお会いしました。
最初は、愛想笑いをしない男っぽさが印象的でしたが、
撮影時にはいろいろな表情をしてくださいまして、楽しまれていたご様子でした。
あの時は、29歳から30歳になる節目の年にご一緒できて嬉しかったです。
あれから民生さんは素敵に歳を重ねられ、
30代40代と素晴らしい音楽を私たちに届けて下さっています。
民生さんのように 30代、40代の志村くんの音楽を 聞きたかったなあ。。。。
そしていつか、民生さんの時みたいに、志村くんと一緒に何か出来たら
どんなに素晴らしかろうなあ。。。。
などと、叶わぬ夢をついつい思い描いてしまう。。。。。
出来上がったクローバーのリースを持って
席に座り献花を待つ間、会場に流れていたのは
「茜色の夕日」「セレナーデ」など
そして最初にメンバーから献花が行われたのでした。
一輪ずつ花を手にし、私たちの前に現れた3人。
メンバーの姿を見て思わず泣き出す沢山の人。
ステージの上の志村くんに花を渡す3人。
私たちの方に向き直り、無言でお辞儀をしてくれた3人。
続いて集まったファンの人達が順番に献花をしていったのです。
長い長い献花の列。
ゆっくりと流れるその列で聞いたのは「笑ってサヨナラ」
そして、私の順番が来て、花を手向けるその瞬間に
“ 花のように 儚くて……… ”
と「花」を歌う志村くんの声が聞こえてきて 笑ってサヨナラできなくなりました。
いつまでもそこにいたいと思いましたが、後に続く人がまだまだ沢山います。
流れに添って出口へ向かいました。
会場の中野サンプラザには、沢山の人が思い思いの花束を持ち志村くんに会いに来ていました。
昼の部の早い時間に行ったので、最終的にどのくらいの花束になったかは
その場では解りませんでしたが、後でネットのニュースの写真で知りました。
1万5000人もの人が訪れたそうで、その花束の写真はとてもとても奇麗だった。
富士山を象った花の前に大量の花束。
ファースト・ミニアルバムの『アラカルト』のジャケットの絵にそっくりだと思ったのは
きっと私だけではないでしょう。
『アラカルト』の中には民生さんが28日に歌った「茜色の夕日」が収録されているんだよね。
ステージの上の、あの花束一つ一つにそれぞれの想いが込められているんだね。
志村會に来られなかった人たちの想いも、きっとあの会場に届いていたはず。
あのとてつもなく大量の花束を見て何を思っているんだろう 志村くんは。
俺こんな人気あったのか!?
遺影の後ろから『イエ〜〜〜イ!!』なんて言っちゃって
登場したいぐらいだ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!
とか、思っていたりする?
どうなの?
ねえ、志村ぁ〜〜〜
だめだと思っていたPCが奇跡的に蘇ったように
志村くんも蘇ってくれないかなぁ〜〜
くれないかなぁ〜〜
かなぁ〜〜〜〜
その日は志村正彦くんを送る「志村會」がありました。
PCを受け取る前に、私は昼の部の「志村會」に行きました。
この會の数日前に知った事ですが、
志村くんが雑誌のインタビューの写真撮影を都内のある公園でしていた時、
公園の敷地内に四ツ葉のクローバーがいっぱいある所を発見し
志村くんはそれを嬉しそうに採集していたそうです。
その時のインタビュアーの方と縁のある私の友人がそう教えてくれました。
それを知って、志村會に持っていく花はクローバーにしようと思いました。
でも残念ながらこの時期にはクローバーはないということで
自分で作る事にしたのです。
志村くんと同じ歳の数。29本の四ツ葉のクローバーを作って、リースにしました。
四ツ葉のクローバーは十字架に見立てられ、幸福のシンボルとされています。
クローバーには葉っぱに白い模様が入っています。
それがちょうど十字架が輝いているようにも見えます。
クリスマスイブに旅立った志村くんにぴったりだね。
これを持っていって、あちらで幸せになってもらいたい。
花屋の娘を見て「野に咲く花のよう」と歌った『花屋の娘』
「路地裏で咲いていた花の名前はなんていうんだろうな」と歌った『ないものねだり』
桜が付く歌は代表的だけれど、野の花も好きみたいだから
クローバーによく合うシロツメ草の花とタンポポの花も彩りに毛糸で作って添えました。
四ツ葉のクローバーはガーゼみたいに薄い木綿のハンカチを葉っぱの形に切り取って
木綿糸を葉脈にして 緑色のテープを巻いた極細の針金の茎に接着。
アクリル絵の具で色を着けました。
根気のいる作業でしたが、たった一日で出来てしまいました。
29本のクローバー。
29ってあっという間。
29って短すぎる。
29といえば
随分前にシンコーミュージックの『B-PASS』という音楽雑誌で私は
志村くんと同じ29歳の奥田民生さんと一緒にお仕事をさせていただいた事がありました。
30歳になる奥田民生さんを祝う特集ページで
民生さんの顔に私の描いた体をドッキングさせるという、何とも大胆で楽しい企画でした。
顔写真の撮影時に民生さんともお会いしました。
最初は、愛想笑いをしない男っぽさが印象的でしたが、
撮影時にはいろいろな表情をしてくださいまして、楽しまれていたご様子でした。
あの時は、29歳から30歳になる節目の年にご一緒できて嬉しかったです。
あれから民生さんは素敵に歳を重ねられ、
30代40代と素晴らしい音楽を私たちに届けて下さっています。
民生さんのように 30代、40代の志村くんの音楽を 聞きたかったなあ。。。。
そしていつか、民生さんの時みたいに、志村くんと一緒に何か出来たら
どんなに素晴らしかろうなあ。。。。
などと、叶わぬ夢をついつい思い描いてしまう。。。。。
出来上がったクローバーのリースを持って
席に座り献花を待つ間、会場に流れていたのは
「茜色の夕日」「セレナーデ」など
そして最初にメンバーから献花が行われたのでした。
一輪ずつ花を手にし、私たちの前に現れた3人。
メンバーの姿を見て思わず泣き出す沢山の人。
ステージの上の志村くんに花を渡す3人。
私たちの方に向き直り、無言でお辞儀をしてくれた3人。
続いて集まったファンの人達が順番に献花をしていったのです。
長い長い献花の列。
ゆっくりと流れるその列で聞いたのは「笑ってサヨナラ」
そして、私の順番が来て、花を手向けるその瞬間に
“ 花のように 儚くて……… ”
と「花」を歌う志村くんの声が聞こえてきて 笑ってサヨナラできなくなりました。
いつまでもそこにいたいと思いましたが、後に続く人がまだまだ沢山います。
流れに添って出口へ向かいました。
会場の中野サンプラザには、沢山の人が思い思いの花束を持ち志村くんに会いに来ていました。
昼の部の早い時間に行ったので、最終的にどのくらいの花束になったかは
その場では解りませんでしたが、後でネットのニュースの写真で知りました。
1万5000人もの人が訪れたそうで、その花束の写真はとてもとても奇麗だった。
富士山を象った花の前に大量の花束。
ファースト・ミニアルバムの『アラカルト』のジャケットの絵にそっくりだと思ったのは
きっと私だけではないでしょう。
『アラカルト』の中には民生さんが28日に歌った「茜色の夕日」が収録されているんだよね。
ステージの上の、あの花束一つ一つにそれぞれの想いが込められているんだね。
志村會に来られなかった人たちの想いも、きっとあの会場に届いていたはず。
あのとてつもなく大量の花束を見て何を思っているんだろう 志村くんは。
俺こんな人気あったのか!?
遺影の後ろから『イエ〜〜〜イ!!』なんて言っちゃって
登場したいぐらいだ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!
とか、思っていたりする?
どうなの?
ねえ、志村ぁ〜〜〜
だめだと思っていたPCが奇跡的に蘇ったように
志村くんも蘇ってくれないかなぁ〜〜
くれないかなぁ〜〜
かなぁ〜〜〜〜
*あいらの*と申します!
snowさんのサイトから参りました!
私も彼女が大好きです!宜しかったら仲良くしてやって下さい*
ちなみに、クローバーのお話と言えば、ブログにも感想を掲示したのですが、中西翠様の、クローバーという本があって、最近愛読したんです^^*
いいですよね、ロマンがあります。クローバー!笑
イラストレーター様なのですね。私は漫画家、アニメーター方面を職業として目指しています!
失礼しました〜**
ps:集英社で連載をなさったそうですね!すごいです!笑