7月17日に富士Qハイランドで行われたフジファブリック主催音楽イベント
『フジフジ富士Q』のライブレポートの続きです。
前回と前々回のレポートはこちら↓

 フジフジ富士Q 1 http://blog.ugetsu-koromo.com/?eid=1252549
 フジフジ富士Q 2 http://blog.ugetsu-koromo.com/?eid=1255128
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8月29日にMUSIC ON! TVでフジフジ富士Qが放送された。
残念ながら私はその放送を見る環境が無く断念していたのだが、
「リピート放送を録画してあげようか?」と友達から申し出があった。
「フジファブリックが大好きなんです」と公言してみるもんだ。
フジファブリック好きと伝わっていたからこその、このありがたい申し出。
もちろんお願いした。
ついでに9月1日の『「会いに」 MAKING DOCUMENT』も録画をお願いした。
そう、まだまだ続いている。あのフジフジ富士Qの熱い想いが。
あれから一月以上経った今でも。

あの時の事を思い出しながら続きを書きます。
ではライブレポート「フジフジ富士Q 3」をどうぞ。

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前半の演奏が終わり休憩を挟んでから登場したのは 氣志團。
氣志團のみフジのメンバーなしでの出演となった。

しかし、フジファブリックと雰囲気の違いすぎるこの方たちがなぜ?
実は綾小路翔を含むメンバーと志村くんは、デビュー前に東高円寺のライブハウス
Los-Angeles clubで一緒にバイトをしていて、それ以来の長い付き合いなのです。
氣志團の「ワンナイトカーニバル(インディーズ盤)」のバックコーラスにも
志村くんは「死無羅悪茶彦」という名前で参加していて
「ダンスミュージックいいっすね」と感化され作ったのが「ダンス2000」なのだった。
その「ダンス2000」をやってくれた。これはやると思っていたので予想的中!
永積崇のダンス2000も哀愁があって良かったが、こちらもなかなか楽しかった。

そしてバイト時代のエピソードを語ってくれた。
「茜色の夕日」を作ってから何か思うところがあり、田舎に帰ろうかと悩んでいた志村くんに
「だったら茜色の夕日を俺にくれ」と翔さんが言ったところ
「だったら音楽続けます」と決心したという。
そして演奏したのはその「茜色の夕日」。

まさか、氣志團の茜で泣いてしまうとは思わなかった。
長い付き合いだからこその沢山の想いを込めて歌っている
その熱く真剣な姿に思わず泣けたのだ。素晴らしかった。




再びフジファブリックの演奏で後半スタート。
TRICERATOPSの和田唱で「Strawberry Shortcakes」
この曲で思い出すのは、
志村くんの事を『シムシム』と呼ぶ和田さんはシムシムと二人きりで
カフェでケーキとお茶していたというラブラブ……いや、仲良しな関係。
この二人ケーキとか似合う。
二人でケーキ食べてるとこ想像しただけでなんか、かわい。

そして「僕の好きな曲歌っていいですか」と和田さんが言って始まったのが「陽炎」 。

「陽炎」は去年の暮れのカウントダウンジャパンでも和田さんが歌っていた曲。
あの時はタイミングが悪く見られなかったが、ステージの外の通路にいて『あの〜街並…』と
陽炎の出だしが聞こえて来たとたん、みんなが走りだして、私も走ってステージに向かって
少しでも近くで聞きたいとみんなが押し寄せて、あまりの混雑でステージの中に入れなくって
入り口付近で和田さんの歌う陽炎を聞きながら一緒に口ずさむ人たちがいたっけ。

あの時あそこで歌った人たちも、きっとここにいるだろう。
今度はしっかり和田さんの顔を拝見しながら陽炎をやっぱり一緒に口ずさみながら聞きいた。
演奏後フジメンバーから「ロックスターって感じだよね」と言われてた。
ほんと、カッコよかったよ!




続いては、真心ブラザーズの「TEENAGER」 と「線香花火」
ぴったり!特に「線香花火」が真心の曲みたいだ!この曲からスカパラホーンズも加わり
威勢良く活気に満ちた演奏になった!
「悲しくったてさー悲しくたってさー夏は簡単にはー終わらないのさーーうおーー!」
ホント終わらなければいい。このフジQのイベントが終わらなければいいのに〜〜〜!

この後そのままスカパラホーンズ メインの演奏に移行。曲はもちろん「Surfer King」 !
誰が歌うの?と思ったらボーカル無しでフォーンが高らかに歌った!
フフフフーフフーフフーフ フーフー と歌いながら踊りまくり状態のオーディエンス!
楽し〜〜〜〜〜い!



お次は唯一の女性陣。PUFFY。
フジファブリックの曲ではなく、フジがPUFFYに作った楽曲を2曲。
「DOKI DOKI」と「Bye Bye」
Bye Bye の歌詞は「正彦の実話じゃないの?」と問いつめて困らせたエピソードが面白かった。
真相は明らかではないが、たぶん自分の事だとPUFFYちゃんたちが言ってました。
そうか、志村の事なんだ そう思って聞く「Bye Bye」はやたらと切なくて
やっぱり泣けてしまった。





夕暮れ時にさしかかり登場したのは
アルバム『フジファブリック』のプロデューサー片寄明人。
そのアルバムの中の「花」と「サボテンレコード」を歌った。

「花」は志村會で、私がステージの志村くんの写真に花を手向けたその瞬間に会場でかかった曲だった。
だから「花」を聞くとどうしてもその時の事を思い出してしまう。
あの日は、本当に亡くなってしまったのだと思い知らされ、
そして、本当に沢山の方達に愛されていたんだと実感した日だった。
あの凛とした清らかな空間の一部に私も存在できた事が、
実際使われていたギターケースに触れ、そこへ志村くんへしたためた長い手紙を投函する事で
今までで一番志村くんに近づけた気がした。

片寄さんのブログには志村くんとフジファブリックの素晴らしい思い出が素敵に書かれている。
このフジフジ富士Qにくる前に読んでいたのでそれらの事も次々と思い出され
もう涙が止まらなくなってしまった。

レコーディングで使ったギターとブルースハープ
そして志村くんが愛用していた椅子に座って歌ってくれた「花」
素晴らしかった。
ギターのシールドが抜ける程熱く歌った「サボテンレコード」に感動。
「フジファブリック」は片寄さんがいたからこそ生まれ世に出て成功したのだと思います。
本当に素晴らしいアルバムです。ありがとうございます。




そしてマリアとアマゾネスのイントロが流れ出し登場し歌い出したのは吉井和哉。
これまたかっこよい!
「富士山の頂上から志村が見ているような気がする」と話す吉井さん。
そうです、きっといます。

吉井さんが「三日月!」と叫んで指差した富士山の上の空に目をやると
そこに小さく笑っているように三日月が浮かんでいた。
そして「三日月」で始まる「Anthem」を歌った。
歌いながらずっと富士山の方を涙をこらえるように見つめていた吉井さん。
その姿に目を奪われている私に、隣にいた友人が肩をたたいて西を指差した。
見ると、暗闇になる寸前の地平に、雲と夜を裂くようにひと際輝く
信じられないぐらい圧倒的に美しい夕焼け空が輝いていた。

 『鳴り響け君の街まで 闇を裂くこのAnthem(聖歌)が』

身震いする程のこの人のこの歌声で歌われた荘厳なこの曲を
さらに富士山も三日月も夕焼けも総動員で盛り上げ、最高潮に達した。そんな場面だった。




そして、出演者のラストは くるり の二人。
雰囲気は一変し、明るく快活な「Sunny Morning」

『さあ旅立ちの朝 始まりの時 大きな空 今日も 色が塗られるよ』

フジファブリックはこれで終わりではなく、また始まるんだ。そんな風に聞こえた。
そして岸田くんがお気に入りの曲だと言う「銀河」を最後に歌った。
銀河のようにキラキラ輝くステージにみんながキラキラ輝いていた。
「フジファブリックは今、日本一カッコイイバンドです!」と岸田くんが言ってくれた。
そう!その通り!
この半年間、私なんぞには想像出来ない程の、
深い深い悲しみや、どうしようもない喪失感や苦しみを抱えながら
よくぞここまで素晴らしいイベントにしてくれた!
これぞまさしく日本一!
心から拍手!!





そしてアンコール。
フジファブリックの新曲「会いに」を初披露!
歌うのは、山内総一郎。
弾むように明るい曲調の「会いに」を初々しく一生懸命歌う総君の姿が胸を打った。


    今も考えている ずっと考えてた
    どれくらいかな 左手にあった アイスキャンディー なくなってたから
    立ち上がって 歩き出した

    まとまっていない気持ちだけれど 届けてみたいから
    君のいる所に会いに行くよ 会いに行くよ
    君のいる街に会いに行くよ 君に言葉持って行くよ 

    君と空が広がっていくよ


あの日以来、残されたメンバーたちが大きな何かを乗り越えて
迷いながらも立ち上がり歩き出した。
これからのフジファブリックを観ていてくれと
きっとこの空のどこかにいる志村くんに伝わるようにと
精一杯歌い、演奏しているようだった。


残されたメンバーはきっと大丈夫だ。そう思える 素敵な曲だった。
うん、きっと大丈夫。





ここに集まったミュージシャンがきっちり2曲ずつ演奏し歌い終えた中、
一人だけまだ1曲しかやっていない人がいる。
この場所で、志村正彦を音楽の道へと引きずり込んだ張本人。奥田民生。

最後の最後に奥田民生がやっぱりあの曲を
「茜色の夕日」を歌った。

カウントダウンジャパンで歌った
あの涙で途中歌えなくなってしまった「茜色の夕日」を
今度はきっちりと、誰よりも力強く歌い上げた。

「どうだ、今度はちゃんと歌い届けたぜ。しっかり受け取ったか?」

そう志村に言っているかのように
そして

「俺に惚れ込んで良かったな。こんな沢山人が集まって。
 みんながお前の曲を聴きに来たんだぜ」

そんな風に、誰よりも志村正彦を誇らしく思っているように
堂々とこの名曲を見事に歌い上げてくれた。


全ての演奏が終わってステージの両サイドにある大型スクリーンに
出演者とフジファブリックが一緒になって映っている写真が映し出された
かかっている曲は「若者のすべて」

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ああ!今このタイトルをPCに打ち込みながら なんてタイトルなんだと思う。
このフジフジ富士Qのエンディングに「若者のすべて」を使うなんて。
まるで「志村正彦のすべて」というように聞こえる。
29年間のまだまだまだ若者の志村正彦のすべてが音楽であった。
このイベントがその志村正彦の29年間の集大成のようでもあった。
そのイベントのエンディングをこの曲が飾っているなんて!
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ここで今回唯一の志村のボーカルが聞けた。
その「若者のすべて」をバックにスクリーンに映し出された写真
そこには志村正彦の元気な姿もあった。

憧れのミュージシャンのそばでにやっと照れ笑している顔が、
フジのメンバーと一緒に映っている姿が
次ぎから次ぎへと映し出された。

もう出し尽くしたと思われた涙が、そこでまた ボロボロと溢れ出した。







映像が終わり
ドーン! と光が天高く上がった
ドッパーン!!と大きな音とともに
空に 大きな大きな 花火が広がった!!

   






最後の花火があがって、それを合図に
これで思い残した夢が叶ったと 志村くんが天高く昇って行ってしまったのではないかと
そこで少しだけ想像した。
そうしたらグッと寂しい気持ちになってしまった。

そして、どうかいってしまわないで、
もう少しここに留まってほしいと願いたい気持ちになった。


会場から人々がそれぞれの場所へ帰って行く。
徐々に空いて行く座席がなんだが寂しかった。
このイベントが終わってしまうのがたまらなく寂しい。

しかし、あの曲を思い出した。
新曲の「会いに」。
そうだ、フジファブリックは終わってはいない。

新たに始まるフジファブリックを楽しみに
もちろん今までのフジファブリックも忘れずに
これからもフジファブリックを聞き続けよう。

ああ、なんだか 

ますますフジファブリックを好きになってしまったよ!!!!!
ありがとう、フジファブリック!










*****************************************

ライブイベントの報告はひとまずこれで終わりますが、
この後に友人と二人で行った富士吉田巡りの旅へと
まだまだフジフジ富士Qの続きはあるのです。
そう!ライブイベントは家に帰るまでがイベントです!
その模様は後ほど!
では!
















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